食べて食べて食べて。

本当にこういう、夜になるとシャッターが閉まった、
一見廃れてしまった商店街の一角に、





こんなに繁盛しているお店があるんです。
今回はお店にたどり着くまでが長かったですね。





さて、このべんり屋、勝手に座ってはいけません。
お店の方が人数に応じて席を案内してくれます。
それまではこのオーダー表に、
チェックを入れておきましょう。





結構メニューは多いのですが、





ここはなんと言っても、
「餃子」と「小籠包」が美味しいんです。





で、今回案内されたのは、
普段は予約席として使っている
この一見倉庫のような個室。





ドリンクは奥の冷蔵庫から、
勝手に取って来て飲むスタイル。
後で空き缶を数えて精算するんです。





保冷用のオリジナル缶ホルダーがありました。
商品化を目論んでるのでしょうか？





待つ事数分、来ました。
これは焼き餃子（500円）です。





皮は厚めでモチモチしています。
そして中にはこれでもか！と、
具がギッシリ。





続きまして、こちらは水餃子。
同じく500円です。
皮がプリっとしているので、
口の中にツルッと入ります。
千切りにしたショウガを持ってきてくれるので、
味に飽きてきたら薬味として使いましょう。





さぁ、そして来ました。
これが小籠包です。





中にたっぷりスープが入っているのが分かりますか？





小籠包はこの中のスープが大切なんです。
上品に半分にして食べている方がいますが、
それは小籠包殺しです。

このように皮が破れないように、
レンゲに取り、タレをかけて一気に口へIN！です。
多少のヤケドは覚悟して挑みましょう。





さて、このべんり屋、創業なんと28年！
かつてはテイクアウト専門のお惣菜屋さんだったそうです。
それを数年前から餃子、小籠包を売り出したところ、
今のような人気店になったそうですよ。

まぁ、最初にご覧の通り、
商店街の通路が店舗な訳で、
トイレも商店街の共同のものです。
衛生的とか、雰囲気とか、そういうものを求めてはいけません。
ましてや普段、cafeでスイーツを食べ、
最近はバルでしかご飯食べないの、
なんていう女子を連れて行ってはいけません。

「それが逆に」とお思いの男子が数人、
女子を連れて来ていましたが、
女子はカンペキにどん引きしてました。笑

どん引きしていたのは環境ばかりではなく、
店員さんの接客にもです。

まずお店前のイスに腰掛けていると、
「勝手に座らないで！」
ドリンクを頼むと、
「そこ（冷蔵庫）から勝手に取って！」

まぁ普通のお店ではありえませんよね？笑
それでも！ここの餃子はうまいです。
非日常感を味わいたい方や、
とにかく安く美味しい餃子を、
とお思いの方はオススメですよ。

あ、でもこんなお店に一緒に来てくれる女子って、
ステキですね♬←どないやねん。

そんな訳で星7つ。
☆☆☆☆☆☆☆★★★

べんり屋 玉玲瓏 （ベンリヤ イウリンロン）
住所　　　沖縄県那覇市字安里388
電話　　　098-887-7754
営業時間　18:30～23:00
定休日　　日曜日
MAP　　　http://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001653/dtlmap/






美味しいし、出て来るのも早いので、
特別な焼き方や機械があるのかな？と思いきや、
意外と普通でした。笑