2014年01月16日
重松飯店【愛媛県今治市】

重松飯店に行ってきました。
数年前に姫路市で開催された、
『第6回B1グランプリ』で出店した63団体中、
第5位にランクインしたという老舗中華のお店。
愛媛県の中心地、松山市より車で1時間。
タオルで有名な今治市にこのお店はあります。
このお店、行列が出来るほどの有名店なんです。
それは前述したB1グランプリで入賞したメニュー、
「焼豚玉子飯」があるからなんです。

20分ほど並んで入店すると、
狭い店内は満席。

メニューはこちら。
この重松飯店はれっきとした中華屋さん。
その1品の「焼豚玉子飯」が有名になった今でも、
これだけのメニューを安価に提供しています。
ラーメン380円って!!驚

ちなみにセット、飲み物のメニューはこちら。

あえて!
「焼豚玉子飯」ではなく、海老焼飯600円。
米1粒1粒がパラパラで、
これぞチャーハン!という感じでした。

あえて!
「焼豚玉子飯」ではなく、五目そば550円。
昔懐かしい、あっさり味。
野菜がたっぷりで寒い日にはピッタリです。

麺はくたくたになるほど煮込まれています。
これは味云々ではなく、好みの問題ですね。
「普通」に美味しかったです。
さぁ、それではいよいよ、
「焼豚玉子飯」を注文します。

ドドーン!!

目玉焼きをひっくり返すと、
チャーシューが敷き詰められ、
甘いタレが掛かっています。

目玉焼きは超半熟。
これがこの後、
チャーシューとご飯と三位一体になり、
ヌルヌルグチャグチャ状態になり、
箸など使わず、レンゲで一気に搔き込み、
口元をベトベトにしながら食べる訳です。
うむ、正にB級!!

看板商品なので、食べ方が書かれていました。
いや、でもこれ以外食べ方無いだろう!という手順ですけどね。
この「焼豚玉子飯」
今は閉店した中華料理店「五番閣」というお店の、
「まかない」として誕生したそうです。
早く作れて、安くて、ボリューム満点!
という所でしょうか。
それが好評となり、
正規メニューに昇格したそうです。
で、その五番閣で修行された方が開いたのが、
この重松飯店なんだそうですよ。
B1グランプリで入賞するまでは、
結構、普通に今治市の皆さんは、
焼豚玉子飯を食べられていたそうです。
それが今や並ばないと食べられないという事態に!
流行りってすごいですねー。
で、重松飯店に
「焼豚玉子飯」を食べるためだけに、
僕のようにわざわざ県外から来る人もいる訳ですが、
重松飯店は良くも悪くも、昔のまま。
店内でタバコも吸えますし、
スタッフの方のサービスがいい訳でもない。
いや、むしろ忙しさのあまり、
不機嫌のようにさえ見えます。
人気店なので行列が出来るのですが、
並んでいる列を管理するスタッフが居ないので、
マナーがいいお客さんは外で待ってますが、
そうではない方は中に入って来て、
店内で立って待ってたりします。
真横に立たれての食事は、本当に気分が悪かった。
運ばれて来る料理を、
その都度見られながら食べる気持ち、
最悪ですよ。
そして、極めつけは閉店時間になると、
並んでいるお客さんに何も言わず、
暖簾を片付けてしまったんです。
最前列のお客さんはもちろん、
並んでいる後列のお客さんもビックリですよね。
「え?私たち食べられないの??」ザワザワザワ・・・。
しばらくすると、ノートを片手にスタッフが再登場。
そこに名前を書かせて、無事、最終受付終了となったんですが、
暖簾を片付ける時にその説明しろよ!と、
店内で食事してる僕でも思いました。
まぁ、隣に順番待ちのお客さんは立ってるわ、
タバコのケムリが気になるわ、
暖簾事件!は勃発するわ、
せっかくの食べに来た「焼豚玉子飯」も、
今すぐ自分で作れそうなので、
特に感動無しです。
改めて、接客って大切だなー、と思いました。
重松飯店の皆さんは何も変わってないのだと思います。
ただ、周囲が激変してしまった。
今治市という田舎町に来る目的に、
自分たちのお店がなってしまっている、
という事を、少し考えて欲しいな、と思いました。
重松飯店は今治市の観光収入に、
相当貢献していると思います!
重松飯店
住所 愛媛県今治市大正町5-4-47
電話 0898-22-6452
営業時間 【火~土】
11:45~14:00(L.O.13:45)
18:00~22:00(L.O.21:30)
【日・祝】
11:45~14:00(L.O.13:45)
18:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 月
MAP http://tabelog.com/ehime/A3802/A380201/38000101/dtlmap/
Posted by YASS 0407 at 20:06│Comments(0)
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